中心市街地活性化基本計画とは
中心市街地は、商業や住まい、公共公益サービスが集積し、さらには人との集いや楽しみなどを傍受する場として、都市の持続性を担保する拠点の役割を担っています。中心市街地=”まちなか”は、長い歴史の中で伝統や文化を培ってきた。いわば石巻市の”まちの顔”として、シビックプライド(石巻市民が誇りや愛着を持てる場所であること)の源泉となるべきエリアです。
中心市街地の活性化について、これまで多くの策が講じられてきましたが、近年では全国的に①少子高齢化と人口減少、②モータリゼーションの進展、③郊外に立地する大規模集客施設の大規模化、に拍車がかかっています。さらに、コロナ禍を含む社会情勢のめまぐるしい変化のなか、まちなかでは空き地や空き店舗、空き家が恒常的に発生するととともに、来街者が減少するなど、まち全体の活力へ悪影響を及ぼしています。
これらの課題解決に向けた取組を、引き続き国の各種支援措置を活動しながら推進するため、石巻市では令和7年3月14日に内閣総理大臣の認定を受けた中心市街地活性化基本計画を策定しました。
第4期計画で目指す中心市街地の都市像
街なかの魅力を活かしさまざまなチャレンジが生まれ、安心して楽しく回遊できるまち
歴史・文化・川湊といった石巻の中心市街地にしかない魅力を活かし、市民や観光客の目的地となる店舗や居場所を増やすことで、多くの賑わいが生まれ、まちなかならではのものが感じられる、誰にとっても居心地が良い歩きたくなるまちを目指します。
基本的な方針
上記の都市像を目指すため、以下の3つの方針に基づき、各種施策を実施して参ります
方針1:まちへの関わりしろを増やし、チャレンジが生まれるまち
方針2:多世代が安心して集えるまち
方針3:市民の力・地域の資源を活かした歩きたくなるまち
詳しくは、中心市街地活性化基本計画(第4期)概要版及び本編をご覧下さい。